ワーホリ保険
ワーホリ保険とは、ワーキングホリデー保険のことです。
ワーキングホリデーは、仕事をして資金を稼ぎながら海外に滞在できる制度で、最長1年間の滞在が許されています。
通常は無許可で働いて賃金を得ることはできませんが、国際交流を目的した政府間協定によって、ワーキングホリデー制度の取り決めが制定されました。
最近では、語学の研修、資格取得、勉強、ボランティアを目的とした滞在も多くなってきましたが、観光や仕事などで利用されるケースもあります。
ワーキングホリデーでは、長い期間を外国で生活するために、事故や病気など不測の事態で困ることも起こってきます。
また、時によっては後遺症が残ったり、家族が現地に駆けつけるなどの費用が発生することもあります。
そして、自分自身の大切な貴重品が盗難にあったり破損することもあります。
このように馴れない外国生活では、思いもよらないことが起こる場合もあり、そのための補償としてワーホリ保険があります。
ワーホリ保険は海外旅行保険の一つで、保険会社やワーホリ保険の種類、プランによって補償内容はさまざまですが、ワーキングホリデーに関連する内容を補償するよう設定されています。
旅行中の事故によるケガ、病気の治療や入院、家族の渡航費用、破損による損害賠償、盗難、などが主な補償内容になっていますが、契約の際は内容をよく確認することが大切です。
ワーホリ保険の保険料は1年間で、各保険会社や契約内容によって異なりますが、渡航先に見合った内容と保険料を検討することが重要です。
10万円前後のワーホリ保険が多いようですが、保険料だけではなく保険の補償内容をしっかり確認することが大切です。
ワーホリ保険は、出発から終わりまでの間を補償する保険で、渡航先からの途中加入などはできません。
また、旅行傷害保険が指定されている国もありますので、事前の確認も忘れずに行うようにしましょう。